有限要素法 基礎講座(第2回:骨組み解析編/トラス要素)

骨組み解析は、「トラス要素」や「ビーム要素」と呼ばれる線の集合でモデルを構築し、「節点」の力と変位の関係によって、物体の応力や変形を求める解析方法です。
本編では、まず「トラス要素」という要素を用いて、骨組み解析の求解法について理解します。なぜトラス要素を最初に選んだのかは、モデルが簡単で解析理論が認識し易いからです。
トラス要素とは?
トラス要素とは、部材と部材をピンで結合することにより、軸力のみが生じると仮定した部材です。
解析を行いたい物体が、軸力の影響が支配的である考えられる場合には、このトラス要素を用いることができます。

error: Content is protected !!