駅部のラーメン高架橋は、架設環境・高架下の商業施設利用などの理由により、複雑な形状を取らざるを得ない場合があります。 このような構造物は地震時の挙動が複雑になると想定されるため、3次元の骨組みモデルを用いて、非線形時刻歴応答解析により応答値の算定を行います。
このような大規模構造物の動的解析を3次元で行う場合、計算時間が一般的な解析と比べ大幅に増加します。 また、結果の評価についても大量の結果データを元に効果的かつ効率的に検討する必要があります。 このような技術は、一朝一夕で身につくものではなく、数値解析に対する様々な知見が必要とされます。